ビジネスパーソンの教養 Vol.011:ビートルズの作曲法をビジネスに

この世界には
良いメロディ、良い歌詞の曲がたくさんあります

しかし、ビートルズはなぜ
今なお聴き続けられているのでしょうか

特に音楽業界は
流行り廃りが激しい世界です


日本に観光に来ていた
23歳のカナダ人男性とBARで仲良くなり
日本滞在中に3日間、一緒に食事したのですが
23歳の彼の最もフェイバリットな音楽も
ビートルズでした


ビートルズは
1963年から1970年までの7年間で
13枚のアルバムをリリースしています


そして
ジョン・レノンとポール・マッカートニーという
20世紀を代表する大天才が
2人も在籍していたバンドです


いまだにYouTubeではビートルズのすごさを
語る動画が日々アップされています
つまり、解散から50年以上の月日が経っても
ビートルズを語り尽くせていない訳です


では一体、何がそんなにスゴイのでしょうか
今回は仕事に役立てそうなことをピックアップします


まず1つ目は


自分たちの曲で似たような曲がないことです
音楽的に言えば
似たようなコード進行や構成の曲がなく
1曲1曲の個性が際立っています


サザンでもミスチルでも
同じフォーマットで作られたような
構成や雰囲気が似た曲はありますよね?

ビートルズにはそれが無い訳です


つまり、自分の中の必勝パターンや成功体験に執着せず
研鑽とチャレンジを最後まで続けたということです


2つ目は

実は複雑で高度なことをしているのに
聴いてみると、とてもキャッチーなことです


ビートルズには変拍子の曲が
いくつもあります


例えば、All you need is love

こんなピースフルな曲なのに
歌い出しのリズムは
4/4拍子と3/4拍子を組合せ
なんとなく急ぎ足な雰囲気になっています


転調している曲もたくさんあります
転調を簡単に言うと
雰囲気の違う世界に行くことです


カラオケで最後のサビが苦しいなんていう
思いをしたことはありませんか


J-popでよくある手法は
ラストのサビを半音上に転調して
盛上げる方法です

この時に、キーが変わったな!と

気づけますよね


しかしビートルズの転調は
魔法のようにしらない間に起こっています

Here, There and Everywhereは

56秒あたりで転調し
1分10秒あたりで元のキーに戻ります

ちょっと複雑な説明になってしまいましたが

ビートルズのすごいところ2つ目は

素人から玄人までカバーしているという事です

音楽に詳しくない人が聴いても綺麗なメロディ

音楽に詳しい人が聴くとあんな事やこんな事を

その裏ではやっていたのかと発見が付きません

そして最後の3つ目です

新しい音楽ジャンルを切り拓いたという事です

ヘルタースケルターは

ハードロックやヘビメタの源流と言われ

Tomorrow never Knowsは
サイケデリックロックの源流と言われています

ヘルタースケルター

Tomorrow never Knows

つまり

新しい市場を切り拓いたと言う事です

まとめると

必勝パターンや成功体験に執着せず

研鑽とチャレンジを続け

初心者からからプロまでカバーし

新しい市場を切り拓いたという事です

みなさんのビジネスにも

ビートルズ精神を導入してみては

いかがでしょうか

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